2019年9月11日、八戸シティ法律事務所の主催で、地域の企業様向けに第11回「企業法務実務セミナー」を開催いたしました。
今回のテーマは「知っておきたい!ネットトラブルと対応策」と題しまして、代表弁護士・木村哲也と弁護士・三上大介が講師を務め、インターネット上の掲示板やSNSでの誹謗中傷の問題を中心に解説させていただきました。

近年では、企業や社長・社員に対する誹謗中傷が書き込まれるとか、口コミサイトやレビューサイトに悪評が投稿されるなどのネットトラブルが多発しています。
このようなネットトラブルによって、新規顧客の獲得が困難になるとか、内定辞退など人材採用への悪影響を受けるなどの被害が懸念されます。

ネットトラブルに巻き込まれてしまった企業としては、①問題となる投稿を削除する、②犯人を特定する、③損害賠償を請求する、④刑事告訴をするなどの対応が考えられます。
これらの対応を適切に行っていくためには、各対応に関する十分な法的知識・技術に加えて、迅速な手続の着手・遂行が必要であり、専門家である弁護士のサポートが不可欠です。

また、ネットトラブルを未然に防ぐためには、①定期的に会社名・社長名でエゴサーチを行うなどのモニタリング調査を実施すること、②従業員へのネットトラブルに関する教育を徹底するとともに、SNSの利用などに関する社内規程を作成すること、③顧客や従業員とのトラブルを防止することなどが考えられます。

今回のセミナーでは、ネットトラブルに関心のある地域の企業様から、約20名のご参加をいただきました。
今回お伝えさせていただいた内容が、ご参加いただいた企業様のネットトラブル対策の一助となれば幸いです。

【講演内容】
1 ネットトラブルとは
(1)個人・企業のネットトラブル
(2)ネットトラブルの特徴
(3)ネットトラブルが発生しやすいサイト
2 ネットトラブルによる被害
(1)発生し得る被害の内容
(2)実際の被害事例
3 ネットトラブルの対処方法
(1)投稿の削除
(2)犯人の特定
(3)損害賠償の請求
(4)刑事告訴
4 ネットトラブルを未然に防ぐには
(1)モニタリング調査
(2)セキュリティ対策
(3)社員教育の徹底
(4)弁護士との連携