【表面】(PDF 569kb)

【裏面】(PDF 521kb)

表面の内容

遺産分割の流れについて

亡くなった方がいて、その相続人が複数いる場合には、相続財産(遺産)の分配を行う必要があります。被相続人が遺言書を残している場合には、原則として、遺言書の内容に沿った相続を行うことになります。これに対し、遺言書が残されていない場合には、相続人間で遺産の分配を取り決める遺産分割を行うことになります。今月号のニュースレターは、遺言書がない場合の遺産分割の流れについて、ご説明させていただきます。

1 相続調査
まず初めに、相続人および相続財産を確定しなければなりません。そのためには、被相続人や相続人の戸籍謄本類の収集や、相続財産目録の作成をする必要があります。遺産分割が終了した後に、この調査に漏れがあったことが判明した場合、取り決めたことが無効になるおそれがありますので、注意して進めなければなりません。

2 遺産分割協議
相続人および相続財産が確定した後は、相続人全員で遺産の分配に関する協議(話し合い)を行います。この協議がまとまった場合には、合意内容を記載した遺産分割協議書を作成した上、遺産分割協議書に沿って遺産の分配を行います。

3 遺産分割調停
遺産分割協議がまとまらなかった場合には、家庭裁判所に調停を申し立てます。調停では、家庭裁判所の調停委員を介して、遺産の分配に関する話し合いが行われます。この調停の場で話し合いがまとまれば、取り決めた内容に沿って遺産の分配を行います。

4 遺産分割審判
遺産分割調停がまとまらなかった場合には、審判の手続きに移行します。審判は、裁判官が双方の言い分を聞いた上で、遺産の分配に関する判断を下す手続です。審判が確定した場合には、審判の内容に沿って遺産の分配を行うことになります。

5 訴訟(裁判)
相続人の範囲、相続財産の範囲、遺言の有効性など、遺産分割を行う上での前提となる事項に争いがある場合には、訴訟(裁判)を提起して確定する必要があります。

本年もお盆の時期が過ぎました。お盆の期間中に兄弟姉妹が集まって、遺産分割に関する話し合いの場を持たれたという方もいらっしゃると思います。当事務所では、遺産の分配に関して争いになっているケースや、ご自身で手続を進めていくのに不安をお持ちのケースなどで、遺産分割の問題を解決に導いてきた実績が多数ございます。もし、遺産分割に関してお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽に当事務所にご相談いただければと存じます。また、皆様の周囲で遺産分割についてお悩みの方がいらっしゃいましたら、是非、当事務所をご紹介ください。

裏面の内容

今月号のニュースレターでは、当事務所の近況といたしまして、①代表弁護士・木村哲也が社労士会労働紛争解決センター青森の運営委員に就任したこと、②代表弁護士・木村哲也が司法研修所新第61期10周年記念大会に出席したことをご報告させていただきます。

1 社労士会労働紛争解決センター青森の運営委員就任
当事務所の代表弁護士・木村哲也は、2018年6月1日から、青森県社会保険労務士会が設置する「社労士会労働紛争解決センター青森」の運営委員に就任しております。同センターは、個々の労働者と雇用主間の個別労働関係における紛争を対象とする民間型ADR(裁判外紛争解決手続)機関であり、民間型ADR機関においては、法律上、紛争解決手続の実施に当たって、弁護士の助言を受けることができる体制を構築するものとされています。そこで、青森県社会保険労務士会からの指名を受けて、当事務所の代表弁護士・木村哲也が同センターの運営に参画することとなった次第です。

2018年7月6日には、青森市のホテルで、同センターの開所式が開催され、当事務所の代表弁護士・木村哲也が来賓として出席いたしました。当事務所では、使用者側(企業・法人側)の労働問題のサポートを注力分野の一つとしているところ、同センターの運営委員としての活動を通じて、地域の様々な労使紛争の適正な解決に貢献して参りたいと存じます。

2 司法研修所新第61期10周年記念大会
当事務所の代表弁護士・木村哲也は、本年で、弁護士として10年目を迎えることとなります。弁護士や裁判官・検察官は、司法試験合格後に司法研修所に在籍し、共通の実務研修を1年間行うことになるのですが、当事務所の代表弁護士・木村哲也の同期(司法研修所新第61期)の10周年記念大会が、2018年7月7日に熱海で開催されました。

当事務所の代表弁護士・木村哲也は、上記の社労士会労働紛争解決センター青森の開所式の翌日、宿泊した青森市から新幹線で熱海に移動し、10周年記念大会に出席いたしました。10周年記念大会では、司法修習の配属地・札幌で交流のあった全国各地の同期の弁護士や裁判官・検察官のほか、当時の指導担当教官らと再開し、10周年を祝いました。当業界では、10周年は熱海で記念大会を実施し、20周年は京都で記念大会が開催されるのが伝統となっております。20周年記念大会を迎える日までに、弁護士としてさらなる成長を続けるため、日々研鑽に励んで参りたいと思います。