【表面】(PDF 167kb)
ニュースレター12-1
【裏面】(PDF 298kb)
ニュースレター12-2

表面の内容

離婚における慰謝料について

離婚における諸問題の中で、もっとも争いになるものの1つが慰謝料です。今回は、離婚における慰謝料について、ご説明させていただきます。

1 離婚における慰謝料とは
夫婦が離婚に至ってしまう原因は様々ですが、離婚に至る原因の中で、相手方の違法な行為によって精神的苦痛を受けた場合には、慰謝料を請求することができます。

慰謝料が認められるためには、相手方の行為が違法であることが前提となりますので、相手方の行為が違法といえない場合には、慰謝料は認められません。

慰謝料が認められる違法な行為の例は、不倫・浮気や暴力(DV)などです。

性格の不一致や価値観の違いは、離婚の原因としてよく挙げられますが、これだけでは違法な行為とは言えず、慰謝料を請求することはできません。

2 慰謝料の金額はどのようにして決まるか
慰謝料の金額は、精神的苦痛を金銭で評価するものであり、客観的に算出することはなかなか困難です。

そのため、明確な基準というものはありませんが、慰謝料の金額を算定するうえで考慮される要素としては、①離婚の原因となった違法な行為の責任の程度、②精神的苦痛の程度、③夫婦関係が破綻した経緯といったものが挙げられます。

3 慰謝料の金額の相場
裁判所で認められる慰謝料は、相場的に100万円から多くても300万円程度です。1000万円以上といった高額な慰謝料が認められたケースはほとんど見られません。

もっとも、上記の相場はあくまでも裁判での基準ですので、協議(話し合い)の中で決めるのであれは、双方が合意していれば、基準はありません。ただし、裁判での相場は、協議の際も目安とされることが多いです。

4 時効にもご注意ください
慰謝料の請求は、3年で時効にかかります。そのため、原則として離婚が成立してから3年を経過してしまうと、慰謝料を請求できなくなってしまいます。

慰謝料が認められるかどうか、いくらくらい請求できるかということについては、まさにケースバイケースです。離婚における慰謝料でお悩みの際には、まずは当事務所にお気軽にご相談ください。

裏面の内容

今回は、当事務所の注力分野のひとつである交通事故に関する取り組みとして、①NPO法人交通事故110番の実務講座を受講してきたこと、②第2回・整骨院のための交通事故勉強会を開催したことをご報告させていただきます。

1 NPO法人交通事故110番の実務講座
2015年2月7日・8日の2日間、NPO法人交通事故110番の「第6回 法律家のための交通事故実務講座」が東京で開催されました。当事務所からは、弁護士・木村哲也と事務職員1名が受講してきました。NPO法人交通事故110番は、後遺障害等級認定の手続において、多数の実績と経験をお持ちの団体であり、後遺障害をテーマとする弁護士向けの講座を定期的に開催されています。

今回の講座は、事務職員も対象の講座であり、交通事故の基礎知識、自動車保険の構造などの講義が中心でした。また、実践的な電話対応の方法も学習してきました。

今回の講座で学んだことを、事務所全体で共有し、交通事故被害者の方々をより力強くサポートできる体制を作っていきたいと思います。

2 第2回・整骨院のための交通事故勉強会
2015年2月15日、当事務所で、第2回・整骨院のための交通事故勉強会を開催しました。この勉強会は、交通事故被害者の治療にあたる整骨院の先生方と、交通事故に関する専門的知識や情報を共有し、お互いの業務の研鑽を図るために企画したものです。今回も、1回目に引き続き、後遺障害等級認定の手続を多数手掛けておられるヨネツボ八戸成友行政書士事務所の行政書士・皆川眞友子氏と共同で開催させていただきました。

勉強会では、下記のような内容の講演をいたしました。ご参加いただいた整骨院の先生方からは、講演内容についての多くのご質問をいただいたほか、講演内容にかかわらず、交通事故被害者の救済のための様々な意見交換が行われました。

そして、勉強会の終了後は、当事務所近くの居酒屋で懇親会を開催し、整骨院の先生方との親睦を深めました。

今回の勉強会・懇親会を通じて、整骨院の先生方と、交通事故被害者の救済のために、それぞれの分野でさらなる研鑽を積み、情報共有・意見交換をしながら、お互いに頑張っていこうという意思を共有できたことが、何よりの収穫でした。